”フクロウ”でお馴染みの「常陸野ネスト」でオリジナルビールを作れるということを知ったので、GWに、水戸から北にある常陸鴻巣という駅が最寄りの木内酒造へ。フルーティーなビールを目指し、スーパーで「清見みかん」をたくさん買い、フードプロセッサーで潰して持参。
一番小さい15リッター分のビールを夫婦二人で仕込むことに。それでも小瓶45本分なので結構な量。
ベースとなるビールスタイルを四種類から選択。みかん感を出したく、ペールエールかホワイトエールで少し悩んだが、試飲の結果、ペールエールに。お店の方の説明を参考に、使用するモルトやビタリング・香りづけのホップを決め、いざ仕込みスタート。すでに楽しい🎵
モルトを裁量して粉砕する過程も自分達で。もちろん、お店の方が付き添ってくれるので、何の問題もなく。
お湯をはった釜に粉砕したモルトを投入し、マッシングの工程へ。ビール検定で勉強したなあ。ビール1年分を獲得するために必死で勉強したが、2点足りず…。
下から取り出した麦汁を上からかけるという単純な作業をひたすら繰り返す。
そして、出来上がった最初の麦汁がこちら。色薄いなあ。おそろでUrquellのシャツを来ている気合いの入った我等夫婦に店の人も苦笑(?)。もちろん、妻はわけもわからずに着させられているだけ。ある意味被害者。
他のチームと比べても大分色が薄いため、ちょっと心配に。もうちょっと濃いめのモルトを使った方が良かったかなあ。
釜の温度を上げ、ここでランチタイム!
もちろん、ビールとかワインとか。造りながら飲む。これもにわかビールファンによるビール造りの醍醐味。
お店で用意される(別料金)サバサンドが美味い!
売店でボトルのビールも買ってランチを大いに楽しむ。
ランチ終了後、液体だけを隣の窯に移し、ホップを三回に分けて投入。アマリロがオレンジっぽいということで、一番最後に香りづけとして。ちなみに、ホップはビタリングのチヌーク→カスケード→アマリロの順。まあ、コンサバですな。
そして、持参した清見みかんを投入。絞らずにフードプロセッサーで潰したので、もう一度濾す作業が必要になってしまったのは我々のミス。手間を惜しんではいかんね。
発酵からはお店の方がやってくれるので、発酵前の最終麦汁を眺めて味わって我々の仕込みは終了!一ヶ月後が楽しみ。
黄門様の頭にカラスがとまったり。
水戸駅に戻り、駅ビル内にあるネストのお店で先ほどいただいた割引券(ビール一杯券だったかな?)を使ってビールを。もちろん、一杯で終わるはずはなく、仕込みを振り返りながら、電車の時間までネストのビールを堪能。
一ヶ月後、我が家に到着!いい色になって返ってきました。泡立ちも良く、ちょっとした感動。時期を置いて何度か飲んだが、到着後、1、2ヵ月おいた方がコクがあって香りもたち、美味しく感じた。
今回は、ビール好きが高じたのと人に配ることが目的だったのだが、これだけ楽しめて人にも喜んでもらえたことを考えると、ビール好きはもちろんのこと、そこまでじゃない人でも、珍しい経験としてお薦めしたい企画である。お店の方も懇切丁寧に指導してくれたし、またいつか造りにいきたいな。