この日は朝からプラハ観光。昨日までとはうってかわってのピーカン。最高気温が37℃とか…。昨日と15℃くらい違うじゃん!とにかく、ホテルから頑張って歩いて(登って)プラハ城へ。
さすがはプラハ城。こんなに暑くても、人、人、人…。初めてオンシーズンにプラハを訪れたので、人の多さに圧倒されてしまい。
行列と暑さに耐えきれず、ちょっとしかプラハ城散策できず。チケットは数日間有効だったので、また明日また来ることに。
プラハ城を後にしてから、ストラホフ修道院へ。 哲学・神学の間は昼休みだったので、当然、敷地内のPivovarへビール を飲みに。まあ、私にとってはこちらが主の目的だったわけで…。
ここのIPAは、本当に奇麗で好き。今、バリバリアメリカンなIPAを飲んでいる人からすると物足りなさを感じてしまうかもしれないけど、このバランスの良さがね。
あまり飲まないダークも。ここでダークを飲むのは初めてだけど、そこまでのコーヒーっぽさはないね。
テラスはすぐに満席になって、さらに、どんどん人が入ってきていた。みんな、プラハ城から歩いて来てるんだろうな。暑いからそりゃビールを飲みたくなるよね。
お昼はピザやパスタを食べながらのUrquell一杯。特に調べて入った店ではなかったが、ここのUrquellも美味しかった!
さて、14時半過ぎになったので、15時オープンの『黄金の虎』こと「U Zlateho Tygra」へ。今回も一番乗り!初めてかつ事情も教えられずに店の前で待たされる妻。。。
そんな全く予備知識のない妻の前にもUrquellがドーン!この光景だけでも訪れる価値が十分にあるね。
私がUrquellを好きになった店だし、今回はその時の注ぎ手さんだったから、感慨深い。それにしても、ハーフリッターのジョッキを片手に、一日に何百杯とビールを注ぐのはかなりの重労働のはず。腱鞘炎にならないか勝手に心配。
この日はこれからチェコ在住のHさんと飲む予定だったので、一杯に抑えて帰るつもり、だったのだが・・・。まあ、そうはいかないよね。
このお店は、当時のチェコ大統領が米クリントン大統領を招待したことでも知られる超有名ホスポダ。ある意味、安部首相がオバマ大統領を招待した「すきやばし次郎」に匹敵する店ということになるのか。店内にはドイツのメルケル首相が飲んでいる写真も。
40分くらいの滞在だったかな。私が3杯、妻が1杯飲んで終了。ビールが”わんこそば方式”なので、会計にしたい時はコースターでジョッキに蓋をして。実は、こんなことしたの初めて。帰り際、妻が無邪気に注ぎ手さんに手を振ったら、なんと、なんと、笑顔で手を振り返してくれたのだ!!!え~、これまでの私の中の「黄金の虎伝説」は何だったの???一人で飲んでた時のあの緊張感を返して!!!昨日の「Pivnice U Andela」といい、何か悔しい。”ついでに”私にむけても一緒に手を振ってくれたのでまあよしとしよう。てゆうかあ、なんだかなあ、いろいろ・・・。
Hさんとは”いつもの”『Vinohradsky Pivovar』で。写真をほとんどとらず、この外観の写真は以前のもの。
ビール醸造設備を眺めながら飲める、ビール好きにはうれしいお店。Hさんと11°を飲み続けながら近況やビール談義をしていたが、今回はチェコに留学に来ていたSさんが途中から合流。Sさんは翌日、1年のチェコ留学から日本へ帰るということだったので、またすごいタイミング。
Sさんももれなく(?)ビール好き。チェコ来たらそうなるわなあ。Hさんと知り合ってから、医師のYさん、そして今回のSさんと、チェコビール好きの輪が広がって本当に楽しい。
後日、Sさんと都内でUrquellを提供する「Bulvar Tokyo」で再会。もう一軒はしごし、アメリカンなビールも堪能することに。
Sさんは『チェコビール便覧』というサイトを運営しており、Urquellを除いてはまだそれほど知られていないチェコビールの世界をわかりやすく解説しています。今後が楽しみです。