チェコビール巡り

チェコビールを中心とした旅行記と雑感です

チェコ旅行記2015 8日目

 帰国のため、朝6時過ぎのバスでウィーンの空港へ。

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 バスは延々畑を走っていくのだが、いつからか右の画像のような発電用の巨大な風車が現れて。異様な光景ではあるのだが、これを見るとオーストリアに入ったんだなとわかるんだよね。見た目だけだと非常に発電効率悪そうな気がするんだけど・・・。

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 バスの中にはこんなものが。あの「Bernard」がエールを作っているんだって。それにしても「ALE」と大々的に打ち出しているあたりがさすがのラガー大国チェコ。5日目に Jihlava へ向かう幹線道路(Bernard醸造所のある Humpolec を通ってプラハまでつながる)でもずっとこの宣伝看板が並べられていたのだ。すごい意気込みだなあ。残念ながらブルノ近辺のスーパー等には売って無かったので飲むことはできず。ただ、帰国してから探してみたら日本でも輸入しているところあるみたいだね。

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 ウィーンの空港に着いたのは朝8時台だっとは思うけど、早めに着いたのは当然ビールを飲むため。空港内をうろうろし、タップ数が多そうな、飲んだことなさそうな、それでいてチェコのビールも置いてそうなバーを探してここに決め。

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 4タップあって、その一つが Budvar。わかりづらいけど、これ大グラスなの。しっかり冷えていたせいか、かなりあっさり。それにしても最後に Budvar にありつけるとは有難い。空港内の他のバーも結構 Budvar がつながってたね。

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 続いては『Ottakringer』というウィーンのビール。「Spezial」というやや甘味のあるラガー(小)。なぜかこのビールからポップコーン付きとなったのだが、朝ビールは五臓六腑にしみわたるね。

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 同じところの「Zwickl」という無濾過のビール(小)。ドイツのヴァイスビアのようなベルギーの白ビールのような感じなんだけど、酸味が強くなくて、普段この種のビールをあまり飲まない私でもすいすいいけてしまった。

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 最後はこれまた同じところのシーズナルビール(小)。南国フルーツの香りがする柑橘系の爽やかな仕上がり。いやー、これは美味いわ。オーストリアもゆっくり周っていろんなビールを飲んでみたいな。f:id:bohemianbronco:20191109112614j:plain

 

 入国審査を終え、もう一杯くらいビール飲もうかなあなんて考えて歩いていたら、デメルのカフェがあったのでこちらでまったりすることに。さすがにハイソな趣きですなあ。

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 さっきビールを飲んだばっかりにも関わらずケーキ2つにカプチーノ。甘すぎないカスタードがおいしいね。それほど食べる機会はないけど、スイーツも好きなのだ。というか嫌いなものがないのでどこに旅行行っても食事は大きな楽しみ。

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 今回も1週間をフルに使ってチェコビールを堪能しました。大手ブルワリーのスタロブルノは最高だったし、アメリカンIPAクラフトビールの風(そよ風?)を感じることがきたのも収穫でした。チェコと言えばプラハを抜きにというわけにはいきにくいとは思いますが、プラハを離れると、“ちょっとだけ”変わった「ビール巡り」ができるかもしれません。

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