Holesovice 駅から歩いて20分ほどの”川沿いにある”「 Pivovar Marina」 。
今回のチェコビール巡りでもっとも大きな収穫はこの Pivovar を訪れたことかもしれない。海の無いチェコで大型船を意識した内装。キャパシティが大きい上、シックで落ち着いた雰囲気が何とも心地良い。俄然、ビールへの期待が高まる。
まずは“無濾過”ラガー。日本でもそうだけど、クラフトブルワリーにおいてはラガーもその多くは無濾過だね。ああ、これはうまいわあ。無濾過だと酵母のおかげで味わいがまろやかになりがちであり、ともするとラガーの良さを消してしまうことがあるんだけど、モルトやホップがバランス良くまとまっているだけでなく、しっかり主張してくる。今さらながら画像がぶれぶれなのが悔やまれる。
PIVOニューに「IPA」との文字が見えたので、おおっと思い、頼んだら、残念ながら品切れとのこと。よくわからないのを頼んだら、ヴァイスだった。普段、小麦系のビールはほとんど飲まないのだが、これはこれでおいしかった。それにしてもすごい卵の黄身色だなあ。
続いてダークラガー。これも甘さ控え目、コーヒーっぽさも抑えられていてOK。
最後に“濾過”したラガー。しっかり透き通ってる。今までの流れから予想通りおいしかったが、ここは無濾過の方に軍配を挙げよう。また、チェコに来るとどうしてもグラーシュ、クネドリキ、フレンチフライ、肉の煮込み＆ロースト、ガーリックスープ、持ち直しのサラダといった中でローテーションを組むことになるが、この日のランチセットの中で選んだラザニアがとてもにおいしかった。他のお客が食べていたチェコ料理もおいしそうで、ビールだけではなく、料理も十分楽しめるプラハの「新名所」に認定しようと思う。
ホテルで珍しくバスタブに浸かってみたり、本を読んでうとうとした後、プラハ滞在中の日課といっていいプラハ城詣でに出発。何見てるのかな。
やっぱカレル橋でしょ。夕焼けに映えるねえ。私もしばらくぼうっと眺めていたが、急がないと間に合わない。
プラハ城からの夕焼け。そして夜景。最初のの写真はスターバックスから撮ってるの。坂を登り切ったところにあるカフェがスターバックスに衣替え。もちろん、プラハ城仕様で景観を損ねることはしていない。日本ではほとんど入ることはないけど、オープンテラスで(寒いけど・・・)コーヒーを飲みながらプラハの夕暮れを気軽に楽しめるのが素晴らしい。
プラハ城入口付近もこんな感じ。やっぱり絵になるなあ。
さて、ビール巡り再開。国立図書館から南に歩いたところにある「Prazsky Most」 。入り口の画像は昼間に撮影。
こちらも「Marina」同様、ホスポダ併設の Pivovar 。早速、定番のラガーを。すごい濁りよう。ラガーらしいのだが、うーん・・・。
2杯目はこちらも定番のダークラガー。うーん・・・。全体的にぼやけている気がするんだよね。「Marina」の満足度が高かった反動か。まあ、こういうことある。他のスタイルも作っていそうだったが、今日はこの2つだけとのこと。右下に見えるのは、女性向けのガイドブック「aruco」。「地球の歩き方」がぼろぼろになったので捨ててしまったのだが、もう何度も来ているので買い替えるまでもないなあと思っていたら、実家に置かれていたので拝借してきたのだ。これを見てファーマーズマーケットに行ったんだけど、どこもやってなかった。季節のせい？
