今日は市バスには乗らず、結構遠くまで歩いてみた。5日目ともなると、このバイクの大群を朝から目の当たりにして眩暈が・・・。道を渡るだけでこんなに緊張感がある国は他にあるのだろうか。何度も言いますが、こうして信号が守られている交差点はそう多くないのです。こういう大きな交差点にはさすがに警察がいるわけで。
こんなお店も。たこ焼き屋は結構見かけたし、あと、とんこつラーメン屋も何件か見かけたなあ。つっこみどころ満載だったんだけど、外はサウナ状態だから考えるのやめちゃった。食べておけばよかったなあ。
さて、相変わらず、目的地付近まで来てもいっこうに見つからず、1時間くらいうろうろしてあきらめかけたその時、よかったあ。ここにあったかあ、というくらい最初探した場所のすぐ近くに。「Lacvieen」。
ビールは3種類「Gold」「Golden」「Stout」。これまでは欠品続きだったので心配していたけど、ありました「Golden」。麦汁濃度14°はチェコでもそうはみかけない高さ。しっかりとしたコクがあるが、それほど重たい印象はない。ややぬるいためか、甘さが際立ってしまっているのがちょっと残念。
開店時間前に入店したため、途中までミーティングが行われてた。結構長々とやってたけど、まるで学校の朝礼における校長先生の話のように、若い女性従業員はそわそわしてて聞いている様子なし。それにしてもどこも従業員多いなあ。余計な心配だけど、ペイしているのだろうか。
続いて「Stout」。かなり焦げっぽく、私には厳しめ。料理は海鮮焼きそばをチョイス。
ラストは「Gold」。最後に一番軽いのをもってくるという私が一番やりがちなパターン。やや酸味があって草っぽく、苦みは弱い。麦汁濃度は11°と「Golden」から3ポイント低下。11°と言えば Staroprame11°を思い出してしんみり。
見づらいが、入口にある棚には Urquell をはじめチェコビールのボトルが。どこのブルワリーもチェコアピールを欠かさない。飲みに来ている人がその心意気を感じ取っているかは定かでないのだが・・・。シメイやイエバーもあるからまあいいか。
市バスに乗って「Pho Beer」に。例の如く、近くまで来たものの、すぐには見つけられず。近くの人に聞いてもまったくわかってもらえず。マイクロブルワリーの認知度低いなあ。当然といえば当然であるのだが、こう暑いと愚痴りたくもなるのよ。
ここで飲むことができたのはこの一種類。ビアホイをやや濃くした感じ。ビールも含めてチェコ的な要素がまったく無い店で、かといって別の特徴があるわけでは無く、今回で一番残念な感じであった。
さて、ここでも海鮮焼きそばを食べていたら、「キーッ、キーッ」と獣の叫びが。入口を見ると、真っ黒い仔豚が店員に連れられて入店。残念ながら、ＶＩＰ待遇のお客様という様相では無く、どちらかと言えば食卓にのる側でいらっしゃるというのは想像ができたのだが・・・。そのまま奥の部屋に連れて行かれると、仔豚は断末魔の叫びをあげて“いやいや”している。仔豚も自分の運命を理解しているのだろう。待てよ、おいっ、ここから見えるじゃないか。あっ、なんかでっかい刀とか出してるし・・・。さすがに客の(私ともう一団体しかいなかった)視線に気づいたか、こちらから見えない位置に引っ張っていった。その後、仔豚の叫びはピタっと止み、大量に流されるやや赤い水。うん、焼きそばでよかった。もちろん、やや食欲は減退しましたね
麺づくしにやや食傷気味であったので、夜はいかにも欧米人が行きそうな食堂でホットサンドと野菜スープをオーダー。ビールはベトナムビールの樽生とカールスバーグの瓶をチョイス。なんだか今日は疲れました。
