相変わらず朝からサウナ状態であるが、頑張ってお散歩。ベトナムってこんなにバドミントン盛んだったっけ？ていうくらい、大通りの歩道にまでバドミントンコートを示すラインがペンキで描かれ、朝・夕と老若男女問わず熱戦が繰り広げられているのだ。元バドミントン部の私としては腕が鳴ったが、さすがに参加は見送ることに。それにしてもバイクの行列は圧巻。右の画像は相当洗練された交差点で、ほとんどのところでは交差点に信号があっても関係なく行ってしまう。まさにバイクのバトルロイヤル状態。こんなんでよく事故らないなあと思っていたら。ガシャ・・・。そ～ですよね、さすがに。滞在中、交差点でのバイク同士の接触に3回遭遇したのだが、そうは行ってもスピードは落としているので大した事態にはならず。特に言い合いになったりもしてなかったので、よくあることなんでしょう。でも、歩行者として怖いよなあ。
本日はホテル近くのワンタン麺屋でスタート。フォーの麺では無く、中華麺であり、大きな揚げワンタンとワンタン、さらにレバー等のモツがたっぷり入っており、ボリューミー。うまいなあ。やっぱり、こういう店で食べるとアジアに来たなあとうれしくなってしまう。
さらに街歩きを続け、東河門やロンビエン橋を見学。
さて、ブルーパブ「Cientos」に向けて市バスに乗車。事前に本屋でハノイのバスマップを買っておいたので、それを見ながら手探りで出発。ハノイはどんな小さな交差点でも通り名の書かれた標識が出ているので、道に迷うことは少ない。バスに乗りながら、交差点を通る度に標識をチェック。でも、事前に運賃徴集係の方に「ここ通る？」って聞いたせいか、降りる時に教えてもらえた。ありがと！市バスは25～35円程度でほとんどのところに行くことができる。市バスに乗る方は10,000ドンより小さい札をすぐに出せるようにしておき、係の方が運賃を徴集にきたら、間髪いれず札を出して乗車券を受け取りましょう。ガイドブック等には市バスはすりが多くて危険等と書かれているが、昼間に乗る限りは問題なく、多くの路線は15～20分間隔で運行していることから、街歩きの補助として最適。タクシーより情緒があるでしょ。
そして、案の定「Cientos」は見つからず・・・。通りがかりの人に聞いてもわからず、警察に話しかけたら「あっち行け」みたいにされるし、どうしようもない。カフェに入って店員に聞いたら、すごく一生懸命探してくれたようだったが、結局だめだった。残念だったけど、こういう一連の流れも暇つぶしというか、それはそれで楽しいのだ。外が暑い中、涼しい店内で飲むベトナムコーヒーはおいしいね。
昼飯らしいものは食べず、16：00ぴったりにこのお店に。そーなんです。ピルスナー・ウルケルをタップから提供する店がハノイにあるのです。何故16：00かって？初日にここに来てみたら、16～18：00はハッピーアワーで何と、ビールが半額との看板が出ていたからです。いくらか知らんけど、さすがに Urquell の樽生だからそれなりにはするだろうから、半額はありがたいなあ。
店内もチェコのホスポダそのもの。いいなあ。店員のお兄さんが Urquell を真剣な眼差しで丁寧に注ぐ。そしてその様子をマネジャーのような女性がしっかり確認。そして・・・。
きました Urquell 。ハノイに来てわざわざと思われるかもしれないが、とにかくうれしいのだ。個人的にはもう少し温度が低めであってほしかったが、全然許容範囲。Urquell 自体、他のチェコビールとはやや異なる趣であるが、モルティさを全面に出したベトナムのビールを飲んだ後だと、より個性が際立つね。この0.5Ｌで450円。これでも結構安いが、ハッピーアワーで半額なので225円。あれっ、ちょっと待てよ、チェコのホスポダで Urquell を飲むと200円。やっぱりチェコで飲むビール安すぎでしょ。
壁には“ピルスナーの発明者“ヨーゼフ・グロル氏の肖像画が。チョコでも見たことが無いのに。チェコの古い新聞記事(もちろんビール関係)や薬草種のヘベロフカまで置いてあって完全にチェコのお店。そういえばこの店何なのさ？店先に「Hoavien」の看板があったから、後に行くことになるブルーパブ「Hoavien」が何らかの提携でもして Urquell の店を出したのだろうか。「Hoavien」のビールはダークラガーがタップにつながっていることになっていたが、この日は切らしていた。2種類しかないのに切らさないでよ。
食事は麻婆豆腐とエビの炒め物という中華でまとめてみた。ごはん多すぎじゃない？でも、昼飯抜いたので見事完食！さすがに食べ過ぎたので、ビールは0.5Ｌを2杯と0.3Ｌを1杯飲んで終了。もっと飲みたかったなあ。だって5か月ぶりだもん。
夕飯が早い時間だったので、夜はホテルでベトナムの缶ビールをちびちび。マイクロブルワリーのもそうだけど、ベトナムのビールは基本的にホッピーでなくモルティだよね。ベトナムの人はこういうビールが好きなんだなあ。
