2019年6月22日から一週間チェコへ行ってまいりました。今回は記念すべき10回目の訪問だからというわけではありませんが、一人ではなく、妻とチェコを訪問しました。珍しく観光もしたし、ビールのメモは取らなかったので、これまでの旅行に比べるとビール色はずいぶん薄まっていますが、これはこれで楽しかったです。もちろん、そうは言ってもしっかり「ビール巡り」をしておりますのでご心配なく。
さて、今回はプラハ入り、電車移動してのウィーン出ということで、オープンジョーがし易かったパリ経由のエアフランスを利用。金曜深夜便で早朝に経由したパリのシャルルドゴール空港では朝食のパンとドリンクを求めて行列ができていた。
プラハに着き、旧市街をぷらぷらしてからホテルに荷物を置くと、早速、いつもの「lokal」で昼食。「lokal」では過去何度もビールを飲んでいるが、何と、初めて席について食事にありつくことができたのだ。ここは、チェコが世界に誇るビール『PilsnerUrquell』を美味く飲ませる店として名高く、最近チェコで流行のTankove(タンクビール)という鮮度抜群のビール提供システムを採用している。下の画像に見えるまん丸お目目のタンクにその鮮度抜群のビールが貯蔵されているのだ。
ここにきたら、何はなくともこれでしょ。私はUrquellをお気に入りの「Snyt」で。「シュニート」だったか「シニュート」だったか忘れたのが、とにかく抜群の美味さ!!今年もチェコに来れてよかったあ。
チェコ定番のレバー団子のスープも妻に好評。ビールにも合うしね。初めてここでご飯を食べたけど、全般にあっさり目で(チェコにしては)いい感じ。店内は解放感があってお洒落だし、ビール旅でなくてもお薦めのお店。
「Mliko」も初めて見た時は”キワモノ”扱いしてしまったが、これはこれでありだなと。インスタ映えしそうだし(私はインスタとかやってないけど・・・)。まあ、「lokal」くらいビールの状態がいい店でやってこそではあるけどね。
やっぱり「lokal」で飲むUrquellはいいなあ。そう言えば、「地球の歩き方」の姉妹本である「aruco」にこのお店が掲載されてたの。それだけでは無く、以前に比べて明らかにビールに寄り添った作りとなっており、私が以前のHPで「地球の歩き方」に提言(?)したビール重視の誌面変更要求をこっそり取り入れたのではないかとふんでいるのだ。あくまで私の勝手な妄想なので悪しからず。。。
チェックインの時間になったので、ホテルで少しくつろいだ後、次の目的地「bernard beer spa prague」へ。ビール風呂は「Chodovar」で入って以来2回目だが、ビール・イン・ビールというのは実際の効用以上にビール好きにとって素晴らしい体験なのではないだろうか。
『Chodovar』の時は麦汁風呂といった様相だったが、こちらはハーブ風呂といったところか。写真で見るとお洒落な感じだね。当然ながら個室なので、知らない人とご対面なんてことにはならないのでご心配なく。
30分のビール・イン・ビールでは『Bernard』のビールが飲み放題。そんなには飲めなかったのが残念。できればもっとキンキンに冷えていてほしかった。
次の30分は部屋を移動し、布に包まれてのリラックスタイム。こちらではビール無し。ちなみに、マッサージつきのコースも。お土産でビールが一人一本つき、ラガー、ダーク、アンバー(セミダーク?)から選ぶことができた。
17:00頃ホテルに戻り、ベッドに転がって気づいたら22:00前。金曜仕事終わりの出発で、しかもビール風呂に入ったとなればしかたがないね。とは言っても、もう少しだけ飲もうと夜の街に繰り出すことに。土曜の夜ということでさすがに通りは騒がしかったが、意外と早く終わってしまう店があったりする。とういうことで適当なホスポダに飛び込んでみた。
最初は「Gambrinus10°」のタンク(だったと思う)。昨年の旅行時に『Gambrinus』に”開眼”したので、何となく頼んでみたのだ。うん、やっぱり『Gambrinus』を飲むには”あの店”に行くしかないな。
最後はUrquellで締め。オーラスとして「lokal」での一杯も考えたが、ぐったりしてきたのでとぼとぼ歩いてホテルへ帰還することに。
でも、初日から十分プラハを満喫。いつ来てもプラハは奇麗で何か落ち着くの。叶うのならば今後も毎年訪れたいものだ。さて、明日は久しぶりの”チェスクロ”。『Eggenberg』でビールを飲みますか。